リスの口からこぼれ落ちた一粒のどんぐりが,やがて芽をだし,ゆっくりと成長していく.根元にはキツネやアナグマが住み,洞にはフウロウが巣をつくったり,追いはぎが宝をかくしたり.かしは,人びとの慕う大木となるが,ある夏,雷にうたれて燃えてしまう.──千年の年輪を刻んだ,あるかしの木の一生を物語る美しい絵本.
このお話は、一粒のドングリが大きく大きく成長して町のみんなに愛される存在に成長するお話でした。大きくなる過程で、いろいろな人々の思い出の一部にこの木が残っていっている様子がとっても素敵なお話だと思いました。 (イカリサンカクさん 30代・ママ 男の子8歳)
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