ある春の日の雨上がり、空に大きな虹がかかりました。ことりから「にじのねもとにはきんのつまったつぼがうまっている」という話を聞いたくんちゃんは、つぼを片手に虹の根本をめざしてかけだします。道々、うさぎやりすに虹の根本はどこかたずねながら行きますが皆「それは ただのおとぎ話だよ」とくんちゃんに言います。それでもくんちゃんは虹を追い続け、とうとう「きん」を発見します。それは、皆を笑顔にする、とっておきの「きん」でした。
くんちゃんシリーズは
ほのぼのしていて、
気持ちがあったかくなるので大好きです。
虹の下には金が埋まっているって、
聞いたことがあるし、
くんちゃんはみんなに嘘だよと言われながらも
信じ続け、
最後にはあっと驚くようなものを
見つけ出します。
子どももこのくんちゃんみたいに信じこみ、
夢中になる時がありますが、
こういう気持ちを大切にしてあげたくなります。 (まことあつさん 30代・ママ 男の子7歳、男の子4歳)
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