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トットは渡り鳥のマガンの子どもです。遠い北の国に生まれたトットは、夏の終わり、お父さん、お母さんと仲間たちと昼も夜も飛び続け、日本にやってきました。田んぼで出会ったコハクチョウのクークーも、遠い国から日本にやってきた渡り鳥。天敵に狙われるなどのピンチをお互い助けあって切り抜けた二羽は、ひと冬の間に友情をはぐくみます。別れと出会いの季節にぴったりの、渡り鳥たちの可愛らしく、あたたかな友情の物語です。
マガンのトットとコハクチョウのクークーのお話です。
二羽は各々遠い国から日本にやってきた渡り鳥で、ひと冬を共に過ごします。
このひと冬という期間限定なところが、何とも切ないのですけどね。
やがて春と共にお別れに。
人間の人生も、出会いと別れの繰り返しでもあるので、共感を覚えます。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子12歳)
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