ヒセラは南米のボリビアにある坂の多い町ラ・パスに暮らしています。今日はお祭り、友だちのマルコとお祭りに行く約束をしたヒセラは、マルコを待って窓の外を眺めていると、家の前の坂を、いろいろな人たちがお祭り広場めざしてのぼっていきます。やがて楽隊も踊り子たちもやってきた頃、マルコもやってきて……。坂の町に暮らす人々の姿が力強く描かれた絵本です。
東郷聖美さんの絵本が好きで、古本屋さんで見つけたものを大切に使っています。
これはボリビアはラパスの水かけ祭りの様子でしょうか。お祭りがはじまる直前のワクワクする感じがうまく描かれています。主人公は家の窓からお祭りに向かう人たちを眺めながらお迎えを今か今かと待っています。
リュックを背負って水風船を持って参加してみたくなります。 (Flappeさん 40代・せんせい )
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