私たち人間と、とても近いところで暮らしている鳥「すずめ」。 電線の上や木の上、道端など、生活の中ですずめに出会う瞬間はいっぱいあります。 すずめの声がするとついその姿を探していたり、 すずめが砂浴びをしている姿を目撃できるとうれしくなる。そんな鳥好きな方も多いのではないでしょうか?
でも、それはすべて、すずめのごく一面。 すずめたちがどんな風に生まれて、どんな風に育つのか、 どんな一日を過ごしているのか、意外と知らないのです。
「すずめのまる」は、主人公であるすずめの女の子「まる」の目線で、 すずめの成長や暮らしを知ることができます。
こんな風にがんばってるんだな、こんなに苦労してるんだなと思うと、 すずめがどんどん愛おしくなってくることでしょう。 できることなら、すずめにもこのおはなしを読み聞かせてあげたいです。 きっと「わかるわかる!」と共感するんじゃないかなと思います。
絵本の最後には、森林総合研究所の川上和人さんからのメッセージが載っています。 自然の中で起こる死は、ただの終わりではなく、そこから始まるものもいっぱいあるんだ、 ただ悲しいだけじゃないんだと思わせてくれるメッセージです。 おはなしを読み終えた後、絵本を閉じる前にぜひ読んでみてください。
(近野明日花 絵本ナビライター)
巣立ちから子育てまで、スズメの1年のお話。主人公のまるちゃんは、おっとりしつつも元気でポジティブ。「いち、にの、さん、えいジャンプ!」と思い切りよく飛び立ちます。「決断」や「自立」もテーマの絵本。
私たちの生活に身近な すずめのお話です
生まれて間もない すずめのまるは お母さんやみんなに応援されて 飛べるようになりました!
いち、にの、さん、えい!ジャンプ!
自分で飛べるようになって 世界が広がったすずめのまる
かわいい!
巣立ちの様子が 丁寧に描かれていて 嬉しくなります
砂浴び 水浴び 生きるということは いろんなことを教えてもらって 学んでいます
人間も いろいろ学びながら成長しますが すずめたち鳥も同じです
冬の寒さは厳しく 凍えて死んでしまうのもいます かわいそうですね
春 食べ物を探しに やがて 親鳥になり 巣作り 卵を産んで 子孫を残すのです
すずめのことが良く分かる絵本です 子どもたちにも是非読んでほしいです
☆ 小さなスズメの世界を想像しよう(川上和人さんのお話)
私たちに身近なすずめのことが愛おしくなります!
たくましく生きることをこの絵本から学びました (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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