クリスマスの夜、れいちゃんはベッドの中でサンタクロースが来るのを待っています。でも、なかなかやって来ません。待ちきれなくなったれいちゃんは、サンタさんを探しに外へ出て行きました。すると、森の奥からサンタさん!
「サンタさん、わたしのくまちゃんは?」
ところが、急いでいるサンタさんには、れいちゃんの声が聞こえなかったみたい。気がつかずに通り過ぎてしまいます。さらにサンタさんの袋に穴があいていて、プレゼントが落ちてしまっていることにも気がつかずに行ってしまいます。そこでれいちゃんは……。
かすみちゃん、れいちゃん、もっくんの3きょうだいそれぞれに訪れる、クリスマスの不思議なできごとを描いた小さな絵本3冊がセットになった「クリスマスの三つのおくりもの」シリーズ。2番目のお話の主人公は、末っ子れいちゃんです。それぞれの愛らしい活躍、3冊揃えて楽しんでくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
クリスマスの夜、サンタさんを探しに行くと……
クリスマスの夜、れいちゃんはベッドの中でサンタさんを待っています。れいちゃんは待ちきれなくなって、サンタさんを探しに外へ出て行きます。森のほうへ歩いていくと、サンタさんの姿が見えました。たくさんのプレゼントを入れた袋を肩に背負って忙しそうなサンタさんに、れいちゃんは「わたしのくまちゃんは?」と声をかけますが、サンタさんは気がつきません。さらにサンタさんは袋の穴から落ちているプレゼントにも気がつきません……。
1才の子が読むには少し長いお話でしたが、最後までじっと聞いてくれました。
夜の道を急いで歩くサンタさん。
大きな袋には穴があいていて、おもちゃが落ちています。
やっと気づいたサンタさんは、おもちゃを拾っていたれいちゃんも一緒に袋の中へ入れてしまいました。
あわてんぼうのサンタクロースですね。
10月なので「まだ早いかな」と思いましたが、これからクリスマスの絵本を読むことが増えそうです。 (なしなしなしさん 20代・ママ 女の子6歳、女の子1歳)
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