科学×ミステリー!
学校でおこる事件のナゾを 科学の力でときあかせ! きっと科学が好きになる短編集。
パーフェクトな小学校の児童会長・彰吾にはひみつがある。 それは、変人の理科教師、キリン先生が、じつは父親であることだ。 彰吾は、学校でおこるさまざまなナゾを、 キリン先生の科学的アドバイスで、ときあかすことができるのか!?
暗い理科準備室にひびく、わらい声の正体は? <わらう人体模型事件> 転校生がえがいた緑色の夕日のなぞ <太陽は何色? 事件> ぬれぎぬをきせられた彰吾の運命は!? <消えたリップクリーム事件> とつぜん赤いなみだを流す人形のひみつ <人魚姫のなみだ事件> の4話を収録。
デビュー作にして、ヒット作「まっしょうめん!」シリーズにつづく、 あさだりんの新作です。
監修 柳雄一(多摩六都科学館 館長)
主人公の彰吾のキャラクターもさることながら、お父さんのきりん先生も何というか味があって面白いキャラクターです。
科学を題材にしてはいますが、文章的には自然で、すごくナゾときに寄せている感はそれほどないかなと感じました。
それよりも彰吾の心の動きとかの描写で、思春期にさしかかる男の子の気持ちってこんな感じかなぁなんて思ったりして、そういうところがライトノベル風です。
語彙も難しくはないので、高学年以上は読みやすく、共感出来るのではないかと思いました。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子11歳)
|