全身マヒの舩後靖彦さんはなぜ国会議員をめざしたのでしょう。その生い立ちや出会った人々との交流、日々の暮らし、議員活動などを写真で追い、誰もが安心して生き生きと暮らせる社会をつくるにはどうしたらよいかを考えます。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)という重度の障がいは、日常生活でさえままならない事を知っているだけに、その障がいを持つ方が国会議員になったという途方もない奇跡には感動するばかりです。
と同時に、障がい者との共生をうたいながら、政治そのものが、決してバリアフリーでない、強者としての上から目線であることを感じています。
国会そのものが古い体質、古い体制で行われているのです。
そういう意味で舩後さんは、本当の共生社会を目指す先駆者的な存在です。
障がいを持っているのに、すごいエネルギーを放出している船後さんにはただただ感動です。
船後さんが掲げているインクルーシブ教育の実現には大いに賛同します。
私の身近には、障がいを持った多くの人たちがいます。
健常者の社会との壁も痛感します。
もっともっと障がい者が自ら声を上げていけるような、インクルーシブな環境づくりの必要性を共有できたらと感じました。
私も関わっている「RUN伴」のオレンジTシャツも写真を見て、仲間意識のような感じも持ちました。
(ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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