初めての山、生き物みたいな水の音、水の味、いつもとは違うじいちゃんの姿、そしてそのじいちゃんの願い… この日、けんたはたくさんのことを吸収しました。自然を舞台に繰り広げられる、ぼくとじいちゃんの感動の物語! 現代を生きる私たちが受け止め、受け継がなければならない思いが描かれた一冊。
実家が近かった時
私もおじいちゃんやおばあちゃんに子供を預かってもらって
よく外出させてもらいました。
そんな 親の知らない時間
…子供とおじいちゃんで過ごした時間のお話です。
昔取った杵づかで なんなく山をのぼるおじいちゃん。
そんなおじいちゃんの手助けのお陰で
けんたも山の上にある滝つぼに行く事ができたのです。
現実の世界でも
おじいちゃんの凄さはなかなか見る機会がなかったりします。
この絵本では そんな「本当はすごいんだぞ。おじいちゃんは!」
ってところを見せつけられます 笑。
母の目線で言わせていただくと
人生の大先輩であるおじいちゃんやおばあちゃんに
子供を預かって貰うのもいいかも…って思えてきます。
また 山の自然の変化にも触れてあり
未来へのメッセージも感じます。
この経験の全てが おじいちゃんとけんたの秘密なのです。
おじいちゃんやおばあちゃんと孫だけの秘密の時間(経験)に
憧れの気持ちが湧いてくる絵本でした。 (西の魔女さん 30代・ママ 女の子14歳、男の子10歳)
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