ごさくどんとたぬきたちのやりとりが、テンポよく語られていきます。ラストにはほろり。表情豊かな登場人物たちを見ていると、お話の展開を想像することができます。絵本の醍醐味をたっぷり味わえる一冊。軽快な言葉のリズムをたいせつに、子どもたちによんであげてください。
新美南吉さんの名作「ごんぎつね」のたぬき版ではないですが、
そんな感じの絵本でした〜。
かんからばやしのたぬきたちが、
ごすけどんが一生懸命世話したソバ畑に毎晩きて…
たぬきたちの歌う歌がなんとも面白気です。
息子はとくにこの歌が気に入ったようでした。
そして最後の展開にも心温かくなりました。
作者の瀧沢さんは、人間も含めた生をもった動物たちが仲良く暮らしていける、そんな願いをこめてこの作品を作ったそうです。
この頃山の動物たちが市街地に…
なんて話もよく聞きますが、
山から追い出される原因はなんなのか、
考えるきっかけになる絵本でもないかと思いました♪ (Sayaka♪さん 30代・ママ 男の子6歳)
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