表紙を開き、黒地に白のページをめくったら、驚愕するような世界に呑み込まれてしまいました。
小川未明の童話「眠い町」にこのような絵を想像していなかったからです。
堀越千秋さんは「眠い町」とはなんなのか、ケーはどんな子だったのか、老人が何を伝えたかったのか、世界は何なのかを独自の手法で、どんどん深堀していきます。
すでに眠い町どころか、夢と現実を超越したエネルギーを集結してしまった世界観を持ってしまいました。
どうも画集としては、「眠れない町」を作ってしまったようです。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
|