好奇心の強いくまの子ウーフが日々の暮らしの中で出会う疑問をテーマにした「くまの子ウーフの童話集」(全3巻)は、ウーフが一生懸命考える姿を通じて生きることの本質と喜びを鮮やかに描き出し、ロングセラーとして世代をこえて愛読されてきました。 このウーフの物語を、小学校低学年の子どもたち向けて、親しみやすい幼年童話の形でお届けします。 各巻2話収録、オールカラーの挿絵で、初めての一人読みに最適です。
本書は「ぴかぴかのウーフ」「ウーフはあかちゃんみつけたよ」を収録。
【推薦コメント】 ●谷川俊太郎さん 「くまの子ウーフ」に初めて会った。ぼくはもうおじいさんだけど、ウーフとつきあってると、今のこのキツイ世界にもどこかでウーフが無邪気に生きてるんだと思うようになった。
●角野栄子さん くまの子ウーフは、いつもいつも考える。「なぜ?」「どうして?」「知りたいな!」 ウーフといっしょに歩いてみたら、「発見」「発見」「ふしぎ発見!」 ウーフもわくわく、みんなもわくわく。ほら、世界がピカピカ光り出したよ。
●菊池亜希子さん 好奇心の赴くままに全力でかけまわるオーバーオール姿の我が子を捕まえて、ぎゅーと抱きしめ匂いを嗅ぐ。「きっとウーフって、こんな匂いなんだろうな」と、かつてウーフだった私は思うのだった。
最終話の「あかちゃんのかわ」でおもちゃのガラガラを見つける話がかわいかったです。
色々な人の手を経て今、ウーフの目の前に出現した赤ちゃん用のおもちゃ。
川にも、お父さんにもちゃんと「あかちゃん時代」があったということ、それ自体がウーフやこれを読む子供たちの楽しい発見になると思います。
「くまのこウーフ」シリーズは私が子供の頃にも読んでいた作品。子供が大人の子供時代を新鮮に感じるように、大人も自分が子供だった頃を彷彿とさせる作品がちゃんと残っていることに、温かさを感じます。 (だっこらっこさん 40代・ママ 女の子6歳)
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