
1級建築士だった著者が、わが子の誕生で絵本と出会い、その後様々な絵本体験を重ねて大人達に絵本を読むようになり、やがて絵本を媒介として人と人を繋ぐワークショップ「絵本セラピー」を始めるに至るまでを語る。 2011年3月東日本大震災の日に初版発行した『絵本はこころの処方箋』が10年の時を経て新しく生まれ変わります。巻末に「大人の読み薬」50冊のブックリスト付き。

「大人にも絵本が良い」と話題ですが、どうしてなのかを、読みながら感じることができます。
副題にもある「絵本セラピー」について学ぶこともできるのですが、それ以上に大人への絵本の作用が具体的に分かります。
子供のように「面白い」だけではない感情のゆさぶりが、どうして大人には起こるのかを、著者の絵本セラピーから得た経験談などから読み取ることができます。
セラピー、とういう言葉から怪しげなものを感じて手に取らない、なんて判断はもったいない!
子供への読み聞かせだけではなく、大人への読み聞かせを行っている方には、ぜひ一度読んでみてほしいです。
巻末のリストもさることながら、きっとこれまでよりひと味もふた味も厚みのある読み聞かせができると思います。 (ちょびこさん 40代・ママ 男の子14歳、女の子12歳)
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