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またゆうすけくんにけとばされた。そんなかえりみち、ぼくはみどりのあらしのなかでゆめをみた。いじめられっ子といじめっ子、二人の関係の変化を豊かな感性で描く。
荒々しい表現なので、好き嫌いの分かれる絵本かも知れません、
靴を隠した犯人をゆうすけくんだと思い、少年は怒りの感情を緑色の気持ちに込めていきます。
緑色は少年が好きな昆虫たちや、少年を包んでくれる自然の色でしょう。
犯人がゆうすけくんではないことを知る、ゆうすけくんがいじめを受けているシーンで、世界は黒に変わります。
現実の黒と気持ちの緑の対比にインパクトがあります。
ゆうすけくんも一緒に緑の気持ちを持つようになった関係をどう受けとめるか、子どもたちのが感覚は違うかも知れません。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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