「キリンやカバなどの大きい動物はどうやってねるの?」 「パンダはなんで白黒なの?」 「動物にも性格のちがいってありますか?」 動物に関する子ども素朴な疑問、ふと浮かんだ謎に、旭山動物園元園長の小菅正夫が動物たちと接してきた体験を通して、独特な切り口でこたえる本! 絵は小菅正夫とともに旭山動物園を盛り立ててきた絵本作家のあべ弘士。楽しくわかりやすく表現。
書誌情報が、「答える人」「絵を描く人」となっています。
2019年7月に札幌市円山動物園で開催された「どうぶつなぜなに?質問会!の内容を基に構成された作品。
ということで、ライブ感あふれたものとなっていて愉快です。
なにより、子どもたちの鋭い質問が素晴らしいです。
それに、旭山動物園で、獣医・園長だった小菅正夫さん、飼育係だったあべ弘士さんが回答します。
それぞれの経験から繰り出される興味深いエピソードがたっぷり。
二人は、真正面から答えているばかりか、子どもたちにさらに質問を投げかけ、より深く考えさせます。
内容的には、大人もびっくり!のものもあり、生きた学びの世界です。
小学生くらいから、ライブ感覚で学べると思います。 (レイラさん 50代・ママ 男の子29歳、男の子27歳)
|