|
話したくない。6年生で被爆してから59年間、心の奥底に閉じこめてきた原爆の記憶。おじいちゃんは、その暗く重い記憶をいかに開き、語り部となっていったのか。そのきっかけをつくった孫は、祖父の語りをどのように聞いたのか。人類史上初となる広島の惨禍から75年が過ぎ、次第に失われつつある原爆の記憶を、祖父と孫それぞれの成長に重ねながら記録するノンフィクション。
2021年8月6日に投稿しています。
「聞かせて、おじいちゃん」。
戦争は、原爆は、心身ともに大きな傷を負うことを感じます。
それなのに、昨今は8月になっても、あまり戦争や原爆のテレビ放送をやらなくなってしまっているなぁと思います。
親の私が子供の頃は、子供が見ても色々考えさせられる「はだしのゲン」や「火垂るの墓」などの戦争ものが放送されていたものです。
今、小学生の子供を持つ親になり、子供が戦争についてしったり学んだりする機会が減ったのを痛感します。
これからの未来を担う子供たちにこそ知ってほしいことなのに・・・と毎年思います。
今年はオリンピック開催中とあって余計にそう思いました。
こういう本を読んで、親子で考えていきたいと思いました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子11歳)
|