障がいのある「おとうと」がいる小学生の「ボク」。おとうとのことを好きだと思う一方で、ちょっと恥ずかしく、心配にも感じている。そんな複雑な感情と懸命に向き合って「ボク」がたどり着いた答えとは? 障がいのある兄弟姉妹をもつ「きょうだい児」ならではの悩みや不安、孤独な気持ちを当事者の視点から絵本にしました。 彼らに寄り添い、励ますとともに障がいのある子の心にも光を当てていきます。
弟に障がいがあるお兄ちゃんの話です。弟のことが好きだけれど、煙ったく思ってしまうこともある。正直な気持ちでしょうね。
でも、どこまでもお兄ちゃんなんだなと、ほろっとしてしまいました。
ずっとこれからもいろいろな局面で葛藤を抱えて生きていくのでしょう。周りの人が何かできることってあるのでしょうか。この本を読むこともひとつの力になると思いました。 (汐見台3丁目さん 50代・ママ 男の子16歳)
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