なんとなくさびしくて−ライオンとおじいさん 同じ時刻に地球のうらとこちらで、声なき声がひびき合う。 宇宙を走る「気配」を描いて、詩人のロマンとペーソスがしっくり伝わってくる詩の絵本。
世界のどこかで、自分と同じ気持ちの誰かがいると思うことって、ちょっと救いかも知れません。
それがライオンであっても、確認しようがありません。
見知らぬ誰かと共鳴し合えるイメージの空想は、自分を孤独から解放してくれそうです。
漠然とした絵本ですが、緊張感をほぐしてくれました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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