クラスメイトにせまる ニセ科学のウソを見やぶれるか?
パーフェクトな児童会長・彰吾のひみつは、 うわさの変人理科教師、キリン先生が、じつは父親であることだ。 彰吾は、ひみつを守りつつ、キリン先生や仲間と協力して 小学校でおこる事件を解決できるのか!
科学×ミステリー! な連作短編集第2弾。
のぼり坂なのに、ボールが引きよせられていく、あやしい屋敷にはなにがある? <やまんばの屋敷事件> 1年生がくれたおかしな手紙の真のメッセージは? <ないしょの手紙事件> 飲めば「やせる」「運動が得意になる」と学校で流行する白い粉の正体は? <なぞの白い粉事件> の3話を収録。
デビュー作にして、ヒット作「まっしょうめん!」シリーズにつづく、 あさだりんのシリーズです。 今回は、ニセ科学もテーマとなっています。
監修 柳雄一(多摩六都科学館 館長)
主人公の彰吾が、学校ではクールぶっているというか気障っぽい・・・ だけど、心の中は意外とコドモっぽい、というキャラクターで、何だか親しみが持てます。
そんな彰吾と、空気が読めない?父親(理科の先生)のやり取りが、くすっと笑えて来ます。
はじめの二つのお話は面白いし可愛い感じがするのですが、三つ目のお話は何だか後味が悪いような、哀しい感じがしました。 (hime59153さん 50代・ママ 男の子11歳)
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