ねえ、ぼうや。よおく おぼえておいて。 あなたを抱きしめてくれるひとがともだちよ。
おかあさんが最後に残した言葉を胸に、コハリネズミはともだち探しの旅に出かけます。 トゲトゲの体のせいで、みんなから拒絶され、騙され、罵られ、コハリネズミの孤独な旅は続きます。 そんな旅のなかで出会ったおじいさんネズミは、そっとコハリネズミを抱きしめてくれました。 ようやく愛情と友情に包まれたコハリネズミ。 しかし・・・。
小さな小さなハリネズミの物語が感動とともに伝える、愛情、友情、そして生きる勇気。
抱きしめてくれるともだちは、 心のなかに、ずっといるから、 なみだをこえて、ぼくはゆく。
コハリネズミのお母さんは、
「あなたを抱きしめてくれる人が友達よ」と、そう言って息をひきとります。
コハリネズミは、友達探しの旅に出ますが、誰一人抱きしめてはくれません。
そんな中、出会った盲目のどぶネズミのおじいさん。
ハリネズミとは知らずに、抱きしめてしまいます。
もちろん、ハリネズミのトゲが、おじいさんに刺さって血が流れ・・・死んでしまいます。
悲しい、涙が止まりませんでした。
どうして、こんな悲しいんでしょう。
抱きしめてくれた、おじいさんに笑顔で「さよなら」を言って終わるのですが、
1年生の息子は、その後ハリネズミがどうなったか?続きが知りたい・・と。
つまりは、ハッピーエンドを望んだのでしょう。
1年生には、ちょっと難しかったかもしれませんね。
しかし、すべてがハッピーエンドでない事の現実を知る、
いい本だったかもしれません!! (みっちー77さん 30代・ママ 7歳、4歳)
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