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「わたしの助けがいるときには、いつもで呼んでください」小さなねずみが言うと、ライオンは大声で笑いました。ところが……。
「寓話の父」イソップの、代表的なたとえ話「ライオンとねずみ」。名作の絵本化に定評のあるB・ワッツによる、格調高い絵本です。
イソップのお話です。
私が読んだことのある作品では、ライオンはすでに大きく成長していて、ネズミを逃がす場面からライオンが助けられるまでの時間が、わりと短かったように思います。
ところが、こちらの作品では、ライオンは子供から成長する様子が見られ、ネズミの恩返しまでにかなりの時間がかかっています。
長い間、恩を忘れずにいることがわかりました。
絵も素敵でした。 (なしなしなしさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子2歳、)
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