イラストレーターのどうなつみさんが、長年、雑貨や洋服の絵柄として描いていた「こぶたのメアリ」が、遂に絵本になりました。
こぶたのメアリは、ドーナツやお裁縫、楽しいこと、不思議なことなどが大好き。ある日メアリが洗濯物を干していると、フワフワ白いものが飛んできました。よくみると、あたりには同じ白いフワフワがたくさん。メアリがそのフワフワを集めていくと、大きなライオンが泣いています。 少し怖かったけれど、勇気を出してライオンに話しかけたメアリ。
「お気に入りのぬいぐるみがぺしゃんこになっちゃった」
どうやら、メアリのところにやってきたフワフワは、ライオンさんのお気に入りのぬいぐるみのものだったよう。そこでメアリは、ライオンと一緒に、まだ足りないフワフワを一緒に探しに行きました。一生懸命フワフワを集める2人を見て、周りの動物たちも……?
困っているライオンを放っておけなかったメアリの優しさ。そして、メアリの一言で広がるおともだちの輪。おはなしの中に出てくるメアリの素敵な考え方やセリフは、大人でも真似したくなる魅力が詰まっています。
(中村康子 子どもの本コーディネーター)
楽しいことが大好きなこぶたのメアリは、フワフワがたくさん飛んできたのをみつけます。フワフワを集めながら、森の奥へすすんでいくと、大きなライオンがぺちゃんこのぬいぐるみをだいてないていました。フワフワはぬいぐるみのなかみだったのです。メアリはいっしょにフワフワを探そうとライオンにいいますが……。あたらしいおともだちのために、みんなで力を合わせる、やさしさにあふれた絵本です。
表紙のかわいらしさに惹かれて読みました。
とにかく、出てくる動物すべてがかわいいです!
お話もとてもわかりやすく、2才くらいからでも十分読めるのではないでしょうか。
息子は3才で、ちょうどお友だちとのつながりが広がってくる時期なので、何か心に刻まれたらいいなぁと思います。 (ちびっこおばちゃまさん 40代・その他の方 男の子3歳)
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