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韓国・朝鮮の人々は、お正月になると、頭のてっぺんからつま先まで、身につけるものを新調します。 お正月を迎える晴れ着を、ソルビムといいます。この絵本の主人公は、かわいい男の子。ひとりでソルビムを着てみます。 パジにチョゴリ……、金箔を押した藍色のチョンボク。仕上げに虎の頭をまねたホゴンをかぶったら、 さあ、新年のごあいさつへ……。大好評の女の子編に続く弟版です。巻末に解説つき。
以前”ソルビム”の女の子編を読み”男の子編もあったらいいな”とひそかに思っていたのでこの絵本を見た時は感動しました。この絵本からもお母さんやお父さん御爺ちゃんおばあちゃんがいかにこの主人公の男の子の事を大切に思っているかという事が”ソルビム”という着物から伝わってきました。一つ一つに気持ちを込めて意味を考えて着物をしつらえる家族の様子を思うととても感動し涙があふれました。韓国の素晴らしい伝統文化をとても分かりやすく伝えている素晴らし絵本だと思いました。ソルビムを着た人々であふれる時期に是非韓国を訪れたいと思いました。 (なびころさん 20代・ママ 女の子0歳)
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