世界中のさまざまなところに住む、さまざまな人種の家族の様子を描いています。驚いたり共感したりしながら、自分を見守ってくれる家族っていいな、と感じさせてくれる絵本。
アンホールト作品を勉強することになりました。
文は奥さんのキャサリーンが書くことが多く、絵はご主人のローレンスが描きます。
ローレンス単独の絵本もあり、こちらの方は作風が違うんだなあと思いました。
細かい絵なので集団の読み聞かせには向きませんが、親子で時には絵を指差しながら読むにはちょうど良さそうな絵本です。
見開きの頁ごとに「かぞくはどこにすんでいる?」という章立てがあり、それにちなんだ話になっています。
どの頁にも感じられるのは家族でいることの暖かさと家族の良さ。
長く一緒にいれば家族も窮屈さや嫌なこともありますが、それでも家族っていいなあと思います。
子どもにわかるように家族とは?と説明するのは難しそうですが、子どもにもよく伝わりやすい文章と絵で、家族のことがわかる絵本だと思いました。
この本もかわいい、ほのぼのとしたものを好む方にお薦めです。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子8歳)
|