
もうすぐ卒園式です。ねずみのネネとりすのリツは、だいの仲よし。 でも、卒園したらべつべつの学校にいくのです……。 そこでふたりはこっそりあおぞらえんをぬけだして、おもいでのどんぐり公園をめざします。 「レンゲが さいてる らんらんらん」歌いながら、春の野原をずんずん歩いて、どんぐり公園につきました! いっぱい遊んで、そろそろ帰ろうと歩きだした、そのとき……大きな鳥が頭のうえをとんでいます! あわてて森に逃げこんだふたりですが、すっかりまいごになってしまいました。さて……。
卒園をひかえた子どもたちにぴっりの紙芝居です。

幼稚園でやっと友だちになった同士が、卒園とともに別の学校になると、寂しい気持ちになること、よくわかります。
初めて経験する別れは不安ですが、決して友だちが他人になるわけではありません。
新しい出会いがあることも含めて、春先に演じたい紙芝居です。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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