『10ぴきねこちゃん』には、タイトル通り10匹のねこが登場します! 我が家には2匹のねこがいますが、2匹でもてんやわんやな私。10匹もいたらどんなことになるのか想像もつきませんが、答えはこの絵本の中。覚悟を決めて、恐る恐るページをめくり、早速ねこちゃんたちを数えてみます。
1、2、3、4……10!
うん、確かに10匹いますね。そのうちの白ねこ1匹は、どうやらお母さんねこのようです。後はみんな、やんちゃそうなこねこたち。模様ごとに数えてみると、くろねこ2匹、とらねこ3匹……。数を数えている間も遊んでいるねこたち。思ったよりも平和です。ところがところが、なぜかこ目の前にペンキの缶があるではありませんか! しかも3つも!これは波乱の予感。さあ、勇気を出してページをめくってみてください!
作者は、ケイト・グリーナウェイ賞を2度も受賞しているエミリー・グラヴェットさん。そのうちの1冊『オオカミ』は日本でも出版されています。 他にも『へんてこたまご』や『ありがとうのうたをうたえば』など、ユーモラスな絵が描かれた素敵な絵本ばかりなので、ぜひ読んでみてくださいね。
(近野明日花 絵本ナビライター)
かずあそびを楽しむ赤ちゃん絵本
ねこちゃんが10ぴき。 白ねこ、いっぴき。 黒ねこ、2ひき。 ぶちねこは、何びき? あれ、あれ? ねこちゃんがいたずらしたよ。
・・・と、ページをめくるごとにねこを10まで数えます。かわいいねこちゃんを探しながらかずあそびを楽しむ赤ちゃん絵本。
【編集担当からのおすすめ情報】 エミリー・グラヴェットは、ケイト・グリーナウェイ賞を2度も受賞した世界でも大人気の絵本作家です。 ケイト・グリーナウェイ賞は、イギリスで出版された絵本の中で最も優れた作品の画家に贈られる賞です。
数字のでてくる絵本です。10匹のいろんな種類のネコがいます。黒猫、白猫、キジネコ、三毛猫…。
その猫たちがペンキで遊んでいます。ペンキで汚れたねこを数えるのが、楽しい絵本です。
少し難しいところもあるのが、よいですね!絵がカラフルで猫たちの表情も豊かで明るいのもよいです! (ピンピンさん 30代・ママ 女の子4歳)
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