まずしい下級武士の子として生うまれた西郷隆盛。 敵でも友だちになってしまう、ケタ外れの大きな愛とまごころの持ち主。 たくさんの仲間とともに激動の幕末を駆け抜け、 命がけで武士の時代を終わらせると、新しい日本の夜明けを作る。 そして維新に輝く英雄となっていった!
<目次> 第1章 薩摩武士の少年 第2章 運命の出会い 第3章 維新に向かって 第4章 戦かわずに勝つ 第5章 日本の夜明け
■『西郷隆盛』監修 山本博文先生のポイント紹介 薩摩藩の西郷隆盛は、下級武士の家に生まれながら実質的な薩摩藩の指導者となり、江戸幕府を倒します。明治新政府では、政府内の対立から鹿児島に帰り、専制的な政府に反抗して西南戦争を起こし、敗死します。今回の人物伝では、新しい日本を作り上げた西郷の働きや西南戦争にいたる過程を丁寧に描いています。なぜ、今でも西郷を慕う人が多く、人気が高いのかを考えながら読んでください。
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