森の中を、3びきのくまがおさんぽしています。 おおきいくま、ちゅうくらいのくま、ちいさいくまです。 3びきのくまのおうちには、いま、だれもいません。 ところが、女の子がやってきて、ずんずんおうちに入っていきました。
おうちにあるものは、みんな3つずつありました。 おおきいの、ちゅうくらいの、ちいさいの。 女の子は、おさらにはいったスープも、いすも、ベッドも、ぜんぶためしてみます。 女の子にぴったりだったのは……? おなかをすかせた3びきのくまが帰ってきたら……?
「おおきい」「ちゅうくらい」「ちいさい」という言葉のくりかえしが楽しく、こわいもの知らずな女の子と、おっとりした3びきのくまがとっても魅力的なお話です。
たぶん誰もが知っていて、絵本もいっぱいあるので、絵が重要ポイントになるお話しです。
正直言うと、絵本としてはお気に入りが別にあるのですが、紙芝居になると別物のようです。
ちょっとゆるきゃらのように登場するくまが、乳幼児に安心感をもたせるような気がします。
大きいくま、中くらいのくま、小さなくまの見せ方の工夫も安心できました。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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