|
「長いこと動物園や自然の中で動物たちとつきあってきましたが、いま、つくづく思うに、彼らは実に素敵です」 ─「序」より しみじみと「ひと」が好きになる辞典です。こんなに元気になる辞典があったでしょうか。
クーヨンの人気連載「新明解動物辞典」が、単行本になりました。あの旭山動物園で25年間飼育係だった絵本作家・あべ弘士。だからこそ生まれた「どうぶつ交友録」にして「どうぶつ辞典」。
300ページを超える厚目の本の中に、あべ弘士さんの動物にまつわるエッセイがぎっちりと詰まっています。
あべさん自身が動物園で体験した動物のことに収まらず、遊び心のある雜文が含まれているところも、何か良い感じでこの本に味をつけていると思いました。
あべさんの作品を読むのが楽しくなるような読む辞典(?)です。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
|