体が小さいヤク、ガーティは、急いで大きくなろうとしていた。 「いろんなヤクがいていいの。」かあさんは言う。 そんなある日、ガーティは、なかまのピンチを救う。
体が小さくて、「わたし、おおきくなれないヤクなのかしら?」と悩むガーティは、あることをきっかけに「小さいから役に立つこともあるんだ」と胸を張り、小さい今だからできることがあり、今の大きさが今の自分にぴったりだと気がつきます。 ちっちゃなヤクの気持ちに寄り添い、小ささに悩むヤクの主人公が「わたしはわたし!」と思うようになるまでの過程を描きます。 ボディポジティブや自尊感情というテーマにさりげなくふれながら、楽しく読める物語絵本です。
ガーティは、子どもだから小さいのですね。
早く大きくなりたい気持ち、大人たちにあこがれる気持ちはよくわかるのだけど、今の自分だからできることを見つけられたのは本当に良かったと思います。
できないからできるようになるための努力もあるけれど、今だからこそできることというプラス思考を、意外と見過ごしてしまうことって多いですよね。
やがて出来なくなるのだったら、できるうちの行動を。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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