
静かに呼びかけ、そっと傍らにいてくれるような優しさと、 力強い生へのメッセージがこめられた1冊です。
この本の企画を聞いた時とてもびっくりした。よくも悪くもこれはやなせたかしのエキスでアンパンマンの血液みたいな本だと思った。(やなせたかし)
ぼくらはみんないきている? 誰もが口ずさみ元気を貰った歌「てのひらを太陽に」(楽譜つき)をはじめ、 楽しい不思議がたくさんの漫画「Mr.BO」、 この世のさびしさとかなしみを綴った物語「チリンの鈴」など みんなのヒーロー!アンパンマンの生みの親・やなせたかしが紡ぐ、 詩とメルヘンの世界が溢れています。

メルマガで紹介されていて興味をもったので買いました。
やなせたかしさんって「アンパンマン」であまりにも有名ですが、それ以外はあまりよく知らなかったのです。
この本は四コマまんがやイラストや詩やおはなしなどいろいろな要素があって、こんなタイプの本も珍しいと思います。
誰もが知っている「ほくらはみんな生きている」がやなせさん作だったのは驚きでした。
私は詩心(?)はイマイチないのでなんとも言えないのですが、一番最後にあった「チリンの鈴」という短いお話は衝撃でした。
何と切ない悲しいお話でありながら、心に深く残りました。
このお話の絵本はないのだろうかと検索したら、ありました。
子供が悲しい気持ちになりそうなので、私ひとりで絵本も読んでみようと思います。 (AAさん 30代・ママ 女の子8歳、女の子5歳)
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