ニューヨークタイムズのベストセラー作家であり、コールデコット賞を受賞したイラストレーター、カーソン・エリスによる、子猫が家を見つけるのを手伝うために集まったニューヨーク近郊のコミュニティで起きた実話を基にした心温まる絵本。
タイトルにひかれ、手に取りました。
「こねこはよごれていてはらぺこでびくびくしていて一人ぼっちでさびしそうにニャーニャーないておうちがひつよう」
というセリフが繰り返されながらお話が進んでいきます。
こねこのはなしでもないし、他の人の話でもない……。でも読み終わると、みんながそれぞれに自分ごととして考え、みんなで力を合わせることの大切さに気づきます。
イラストもおしゃれだなと思ったら『わたしのいえ』や『なずずこのっぺ』を描いた作家さんでした。
全体的な雰囲気がとても素敵です。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子19歳、女の子17歳、男の子14歳)
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