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1982年福武書店刊の復刊。むかしむかし、まだおうさまがたくさんいたころの話。ある国のおうさまははなを自由にのばすことができました。ギザギザのお月様が出た夜に、旅に出たくなったおうさまは、はなをロープのかわりにしてお城を抜け出し、楽しい冒険をします。
鼻を自在に伸ばすことができる王様の物語。
王様の鼻が本当にすごいんです。ゴムなんかよりも、はるかに伸びるし、ぶら下がっても切れないし、伸びた後はちゃんと元に戻るんです。
今までお城の外に出たことがない王様。この鼻をつかって、脱出することを思いつき、成功。
お花畑でちょうちょと出会い、戯れているのがとても楽しそうでした。
絵もとてもかわいいです。何か意味があるのかは分からないのですが、随所に描かれているハートが素敵。
最近の絵本なのかなと思ったら、初版1982年でしたが全く古さを感じない絵本でした。 (tori.madamさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子4歳)
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