山の中で女の子が落としたアヒルの人形は、川を流れて山里へ、ダムへ、町へ、そして海へ! 風景の変化が楽しい、旅の絵本。
3歳の息子にと、図書館で借りました。
主人公は可愛いおもちゃのアヒルちゃん。
しかし、お話が始まるやいなや、持ち主の手から川にポチャン!…これが見事に息子の心をつかみました!
どんどん流されてしまうアヒルちゃん。
息子は水に浮かぶアヒルちゃんを追いつつ、「ゆかちゃんはどこにいるのかな?」と気が気でなりません。
途中、子ども達に拾われそうになったり、ダムから放り出されたり、滝を流れ落ちたり、ゆかちゃんを見かけたり…小さなアヒルの気持ちになれば、それはもう大冒険なのです(笑)
最後は無事ゆかちゃんの手元に戻り、ハッピーエンド。
息子には楽しい冒険物語とうつっているでしょうね。
けれど、親目線では、川、湖、ダム、海の区別がわかりやすく描かれている科学絵本です。
こういうさり気ない科学絵本がもっと増えてほしいなぁ! (にゃごにゃご隊長さん 30代・ママ 男の子3歳)
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