おむつを脱いだら、おしりまるだし。何もはかず逃げまわる。 お風呂からあがったら、なかなか服を着ない。 すっぽんぽんのまま、いつまでもあそんでる。 男の子なんてとくにそう。かぜひくから!と怒っても、どこふく風。 子どもって、どうしてそんなに裸が好きなんでしょう!?
表紙には、頭に3本髪の毛を立てた、裸んぼうの男の子。 ぼうしをポイ ズボンもポイ シャツもポイ パンツもポイ ぜーんぶポイしてすっぽんぽん。 藤本ともひこさんの描く青い絵筆の勢いにのり、風にのり、 山から山へ、川から川へ、ひゅーひゅる、ひゅーひゅるる おらぁ、かぜこぞうだーい! しまからしまへ、ななつのうみを、ざーぶら、ざーぶらら おらぁ、うみぼうずだーい!
かぜよふけ。うみよきけ。 中川ひろたかさん作の七五調のじゅもんのような文章。 なかなかおむつをはかない1歳の娘は「あむーい(寒い)、おぉー、あむーい!」と叫んでニコニコページをめくっていました。 巻末付属の「すっぽんぽん」の歌(楽譜)は親のきもちを歌にしたよう。 「すっぽんぽん すっぽんぽん おしりまるだし すっぽんぽん (略) せかいでいちばん すきなこと どうしてどうして そうなるの どうしてどうして そうなるの」 ほんとにねえ、どうしてそうなっちゃうの。 でも、すっぽんぽんが好きなきもち、ちょっと親もわかるな〜。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
ロングセラー人気絵本作家の新作絵本。子どもたちの好奇心をくすぐる、「はだか」の男の子がテーマ。
ズボンもシャツもパンツも、ポイポイポーイのポイッと脱ぎ捨てちゃえば、ぼくはどんなところへでも飛んでいける。山を越え、川を越え、大海原までひとっとび。すっぽんぽんは気持ちいい。すっぽんぽんの世界ではみんな自由なのだ! 子どもたちの大好きな「はだか」をテーマにした本書は、爽快感たっぷりの展開で読者の心を解放しちゃう、100%キモチいい絵本です!
息子がひそかに気に入ってる絵本です。
とにかくページをめくると次々に男の子が身につけているものをポイポイしていきすっぽんぽんになっちゃう!
いつも息子は恥ずかしい〜と言いながら笑顔で楽しそうに見ています。
おしりまるだし〜おへそまるだし〜と歌ってみたり…
男の子がとくに好む作品のように感じました。
息子には解放かんいっぱいの絵本の男の子がすっぽんぽんだからこそ!かっこよく素敵に輝いて見えているんだと思います。
ちょっぴり恥ずかしがりながらお風呂あがりにはすっぽんぽんを楽しんでいます! (若ゴボウさん 30代・ママ 男の子4歳)
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