ヘンリーは、しりたがりやの男の子。なかでも、自分がどこからきたのかパパとママに何度もたずねます。「カラスがはこんできたんじゃなかったっけ?」「いいえ、はこんできたのはようせいさんよ」「そうじゃない、かごにはいってかわをながれてきたんだ」 さいごにパパが教えてくれた本当の答えとは…?
「ぼく、どこからきたの?」という、とてもシンプルな子どもの疑問に、お父さんとお母さんが交互に答えます。
それはユーモアに満ちていて、ふざけているようにも遊んでいるようにも思えます。
そして、最後には最高な答えが準備されていました。
お父さんとお母さんに望まれて産まれてきたのだと、安心感に満ちた回答でした。
でも、子どもはそこまで待てるだろうかというのが、素朴な疑問です。
考えようによっては、子どもを傷つけるような、混乱させるような、おふざけが長いからです。
最後の言葉が耳に入らなかったら、ボタンをかけ間違いしてしまいそうな絵本でした。
こどもの純粋な心をいじりすぎてはいけませんよ。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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