お茶碗のてんちゃんは、陶芸家のお父さんの手で作られました。展覧会で兄妹たちと再会した時、おとうさんから大切な話を聞きます。
お父さんの偉大さを感じられる絵本でした。自分が作り出した陶芸作品を本当に誇りに愛おしく思い愛情を持って接している御父さんの姿にとても感動しました。そしてお父さんが自分の作品をわが子のように思い言葉をかけるシーンが一番好きです。”陶器は使われていくうちにいい顔になっていく”という言葉は素敵だと思いました。自分の作った作品を愛しているからこその言葉だなと思いました。陶芸家の心を見た気がしました。ジーンとしました。 (なびころさん 20代・ママ 女の子1歳)
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