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兵十とごんの姿を通して、互いをわかりあうことのできない悲しさが切々と伝わってきます。 失ったいのちは2度と戻ってこない、ということも考えてほしい作品です。
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しみじみとしたお話ですが、24枚という多めの中で登場人物の心理の動きがくっきりと描かれていると思います。
ごんぎつねのいたずら心を悔いてやまない気持ちと、それをわかることができない兵十の気持ちの食い違いが、ごんの死で結びつくのですが、切なさいっぱいです。
兵十の気持ちは複雑ですが、ごんは兵十の言葉で救われて息を絶えるのでしょうか。
深みのある紙芝居だと思います。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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