6歳の長男が読めそうな本を探していて読んでみました。
オーストリアの6歳の男の子、フランツのお話です。3つの章に分かれています。
第1章はフランツの紹介です。フランツは巻き毛の金髪で青い瞳、その上小柄で女の子にしか見えません。フランツが大好きな6歳上の兄ヨゼフは背が高く、手足も大きくてたくましいというのに・・・。でもヨゼフのほうはフランツのことなんか何とも思ってなさそう。
第2章はこの巻の題名でもあるフランツが迷子になった事件です。フランツがひょんなことからヨゼフにスケートに連れていってもらえることになりますが、途中混雑した電車に乗って迷子になってしまいます。その時の不安でいっぱいの彼の行動にどんどん感情移入してしまいます。無事家に帰ってみると、兄がフランツのことをとっても心配して大泣きしていたのを見て、嬉しくなったフランツの気持ちがよくわかります。
第3章はフランツが母の日におかあさんに贈ったプレゼントです。素敵なプレゼントなんですが、ちょっと身に付けるのは恥ずかしいかも。
どんどん続きを読みたくなりました。絶版なのが残念です。 (さみはさみさん 40代・ママ 男の子6歳、男の子2歳、 )
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