粉屋がついた嘘から、小人の助けを借りて藁から金の糸を紡いでおうさまのおきさきとなった娘です。小人との約束は、最初に生まれた子供を小人に差し出すというものでした。その気がないのに困って嘘をついた娘も悪いと思いますが、あかちゃんを必死で守ろうとしたおきさきさまは、一人の母親として当然の行為だと思いました。やっぱり、母親の我が子を思う気持ちが勝ったのだと思いました。欲深いおうさまが、裏表紙の我が子に歩み寄っている絵が気になりますが、きっとおうさまも改心して我が子を可愛がって幸せに暮らしたと思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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