
トノサマバッタのたんちゃんは、細長いはっぱが大好物。 じょうぶなあごでバリバリ食べて、脱皮するたびにぐんと大きくなります。 茶色かった体がやがて緑色になり、ある夜、いよいよおとなになるときがやってきました。 身近にいる、トノサマバッタ。 力強くとびはね、羽を広げて遠くまでとんでいく姿は、どうどうとしています。 そんなトノサマバッタがどんなものを食べて、どんなふうにたまごをつくり、うむのか。 たんちゃんが敵に注意しながらたくましく育っていく物語の中には、おどろきがいっぱいです。 土の中におなかをのばしてたまごをうむようすなど、絵本だからこそ見られる場面も! 「むしのたまごシリーズ」5作目。

虫が大好きな息子たちのおかげで
バッタの図鑑や話もたくさん読んできましたが、
このお話は、絵本なのでとてもわかりやすく、
勉強になりました。
トノサマバッタって、最初は茶色で、
大きくなると緑色に変わるんですね。
知りませんでした。
また、トノサマバッタでも
緑色にならないバッタもいるそうで、
読みながら「へー」と驚きました。
子どもは「もう知っているよ」という
態度で聞いていましたが
絵本で再度わかりやすく学ぶのも
いいですね。
(まことあつさん 30代・ママ 男の子12歳、男の子9歳)
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