こびとたちの作ったおもちゃを、クリスマスにこどもたちへ届けるしごとをしているサンタさん。ところがひとりのこびとが、だんどりの悪いサンタさんにふまんをもち、秘密の発明品を作りました。サンタさんはその発明品とどちらがうまくプレゼントをとどけられるか勝負をすることに…。ドキドキの展開がたのしい新感覚クリスマス絵本です。
クリスマスイブのサンタクロースは大忙しです。
プレゼントの仕分けに、積込み、そして世界中の子どもたちにプレゼントを届けるのは大変な重労働です。
最近は出かける支度にも時間がかかるようになったのでしょうか。
そこで、プレゼントを作ったり、サンタクロースの手伝いをしている小人たちの一人が、宅配飛行船なる物を作ってしまいました。
プレゼントの仕分けも配達も、スピーディで正確です。
とうとうクリスマスも機械化の時代が来たのでしょうか。
でも、サンタクロースのしている行為は、単に配達業務だけではないと、サンタクロースを改めて考える絵本です。
サンタクロースは、もっと大切なものを届けているのですね。
タイトルとは裏腹に、サンタクロースを再評価する絵本でした。
でも、最後のシーンはやり過ぎかも。
サンタクロースは独身だったのでしょうか。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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