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じいが山から連れて帰ったすずめの舌を、ばあが切っておいだした。 じいはすずめのおやどを探して…。民話紙しばいベスト作品の大型判。
絵は堀内誠一さんです。
昔ばなしならではの味わいのある世界が楽しめます。
小さな絵本などではもともとの繰り返しの部分がはしょられていますが、この紙芝居ではちゃんと「うまあらいどん」と「うしあらいどん」とのやり取りが描かれていました。
堀内さんの「うまあらいどん」や「うしあらいどん」には、なんだか不思議な魅力がありました。その辺のおじさんぽくないところがわたしは気に入っています。大型なので、さらに迫力が加わります。
枚数は少し長めの16場面。読んでみると10分ちょっとかかります。
少々長めですが、間延びしないようテンポよくやれば、昔話の楽しさを子どもたちに紹介できそうです。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子21歳、女の子17歳)
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