|

お人形とライオンのぬいぐるみは、1年生になったもえちゃんのことが、とっても心配。二人は、学校までついていきますが……。成長してゆく人間の女の子とお人形たちの、楽しくて、ちょっぴり切ないファンタジー。

小学1年になったもえちゃんが大事にしているお人形とぬいぐるみのライオン。
もえちゃんがお姉さんになって嬉しい、でもさみしい。
そしてとても心配で。
インターネットで通学路を検索、というあまりにも現代的な手段を使って、
心配の種を作り出し、
こっそりついてきてしまいます。
その様子は何だか「お母さん」のよう。
いつも一緒だった子供が手を離れていく時って、
誰でもこんな風に思うのかしら? 心配してしまうわよね、なんて思いながら読んでいました。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子6歳)
|