「あの雲は、竜の巣かもしれないぞ」直人と研太のおじいちゃんは、子どものころ、おそろしい竜の巣に入ったことがあるという。
富安 陽子さんのお話は、これはファンタジーと言う分野なのでしょうか。
イギリスのファンタジーと違うところは、とても日本らしい、田舎の風景などが出てきますね。
読みだしたら止まらなくなります。
こちらは、孫息子たちが聞いた、おじいちゃんが少年時代に遭遇した不思議なお話です。
竜の巣と言うのは、ずっとそこにある洞窟のようなものを想像していたのですが、全然違いました。
わがままで威張りん坊の竜と7匹のかわいらしいカエルのこどもたち、そして、これは突然、外国の童話から紛れ込んだようなかしこいこうろぎが一匹登場します。
おじいちゃんの冒険談に心をときめかした少年たちは
車窓から見える山の上の不思議な雲をこれからも探すのだろうなと思いました。 (capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
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