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
春、ふきのとうが芽を出すと、大男の大太郎は思い出すふきは、おとうを殺した青鬼に戦いをいどんだ。その時なだれがおきて…
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同じ作者の描く「モチモチの木」、「花さき山」も、子どもたちの一生懸命で健気な様子を描いた素敵な絵本ですが、こちらもまた感動的。残酷で悲しい物語ではありますが、とても勇気づけられ、温かな気持ちになれます。
主人公「ふき」は、子どもでありながら、大人以上のたくましさがあり、純粋で、一途で、健気。とうちゃんの仇をとることを決意して、青鬼と闘います。最後はとても悲しい結末が・・・でも美しい絵と文章に、毎回心揺さぶられます。
1年生の娘は、「モチモチの木」や「花さき山」よりもこの「ふき」が好きだそう。ふきの強さや大太郎のやさしさに感動するらしいのです。 (クッチーナママさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子4歳、男の子2歳)
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