What is Emily? 「エミリーの見る夢は…、 …あなたの史上最悪の悪夢。」 かわいい顔して、実はコワイ13歳の女の子、それがエミリー。 人間の友達は必要なくて、4匹の黒猫と暮らすクールな女の子、それがエミリー。
エミリーは、サンフランシスコのアーティスト集団「コズミック・デブリ」が創作したキャラクター。 最初はT-シャツや、ステッカー、キー・チェーンなどの製品に登場していましたが、文章をつけ、絵本にして出版したところ、黒+赤+白で構成された画面と、ニス印刷によって隠された言葉遊びが、エミリーのキャラクターに決定的なインパクトを与え、瞬く間に読者を引き付けたのです。 アメリカの版元はCHRONICLE BOOKS。原書の実売数は非公開。 現在、イギリス・フランス・イタリア・ドイツ・カナダで翻訳され、絶賛発売中。
原書はアメリカで2001年に発売され、日本でも輸入洋書として特筆すべきセールスを記録。 この度メディアファクトリーから「エミリーファン」待望の翻訳版が出版されることになりました。
著者紹介■コズミック・デブリ(Cosmic Debris)コズミック・デブリとは、サンフランシスコ出身のアーティスト集団のこと。 アーティスト兼デザイナーのロブ・リガーが中心となって立ち上げたコズミック・デブリ社(Cosmic Debris Etc.,Inc.)のメインキャラクターがEmily。 絵本"Emily the Strange"の創作は、ロブ・リガー、バズ・パーカー、ブライアン・ブルックスが担当した。
訳者紹介■宇多田ヒカル(うただ ひかる)シンガーソングライター。 1983年1月19日、ニューヨーク生まれ。 1998年12月9日、シングル「Automatic/time will tell」でデビュー。 現在までにシングル12作品、アルバム3作品を発表。 1stアルバム「First Love」から、最新の3rdアルバム「DEEP RIVER」まで、日本の音楽史の記録を更新しつづけている。 ※2003年3月現在 メディアファクトリー編集者コメント......翻訳者としての宇多田ヒカルさんEmilyは、"おとなの常識"から見ると、可愛くない女の子、手強い相手。 英文も、ブラックあり、スラングあり、隠語ありの手強い文章。 一体だれが、Emilyの気持ちを過不足なく、日本人に伝えることができるのだろうか。 あっ、そうか、ヒッキーがいる!アメリカで生まれ育ち、10代の女の子の気持ちを歌い、圧倒的な共感を得ている、表現者が......。 そんな発想から、宇多田ヒカルさんに翻訳をお願いしました。 頭で言葉を選んだら、Emilyはそっぽを向いたままだったはず。 Emilyの深いところにある真実を掬い取り、心で語った訳をどうぞ、ご覧ください。 読み終わったとき、きっとあなたは、あなたの中に潜む”エミリー”を受け入れていることでしょう。
1歳から読んでます。絵がシュールで好き。内容も子供をナメてないというか、オチもあって良い。英語版も持っていますが、訳がちょっと違うとこがあります。原作のほうが好きだけどこれも悪くないです。おすすめ。 (えみりん12さん 30代・ママ 女の子3歳)
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