人生には、近道があるのか?賢く生きることが、ほんとうに幸せな人生なのか? 貧しい野良犬ヨハンは、「世界一幸せな犬」になるべく、猟師や羊飼い、警察やドッグレース、サーカスなど、 次々に飼い主を変えて、犬にできることのすべてを手に入れます。だけど、旅の果てに彼が見つけたものとは…。 人生の豊かさとは何かを考えさせてくれるエリック・バトゥーの最新絵本。
のら犬ヨハンは、何でも身につけてしまう素晴らしい犬でした。
どうしてのら犬だったのかわからないくらいにりっぱな犬でした。
次々と身につけた技や力に飽き足らないヨハンが、探し求めていたものは何だったのでしょう。
ありきたりで、でもとても大切な幸せこそ、何よりも探していたのですね。
のら犬ヨハンはただの普通の犬になってしまったけれど、それで良かったのですね。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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