
自分の群れをからはぐれてしまった『学者ヌー』でしたが、リーダーを捜していた別の群れと出会い、その群れのリーダーとなります。雨が降ったりやんだりする、緑の季節になっています。群れのなかにはあかちゃんがお腹にいる若いメスのヌーがいましたが、チーターに襲われてしまいます。学者ヌーはハイエナに襲われたときの経験を思い出しました。

チーターに追われて逃げ惑うヌーの群れ。しかし身重のヌーがチーターに捕まってしまいます。普通なら捕まった仲間の事など気にせずにもっと遠くまで逃げてしまったでしょうに、この群れのリーダーであるがくしゃヌーはUターンしてチーターに向かっていくのです。
迫力のある絵に子供たちは釘付けでした。
横長の絵は草原がどこまでも続くような気がしてなりません。
春の今、是非読んであげたい一冊です。 (まあちゃん235さん 30代・ママ 男の子9歳、男の子7歳)
|