海に投げ出されたチムを救ったのは、いつもは臆病なジンジャーだった。しかし、2人は「ボートどろぼう」の汚名をきせられてしまう…。センダックが潮の香り漂う美しい絵本と評価したシリーズの第8巻。
海洋冒険絵本チムシリーズ第8巻。 「ぼくたちも つっこむぞ。いよいよ じょうりくだ。……」 つぎの しゅんかん、ふたりが のった ボートは……たたきつけられ、ばらばらに なりました。 第三巻で登場して以来、チムと深い友情で結ばれたジンジャー。二人は遭難し、小さなボートで夜の海を漂流するが、チムの勇気とジンジャーの気転で危機を脱した。しかし救助された二人は「ボートどろぼう」の汚名をきせられてしまう……。 イギリスの国民的イラストレーターであるE・アーディゾーニの生誕100年を記念して企画され、新規の製版により美しくよみがえった2001年版。センダックは、このシリーズを潮の香り漂う美しい絵本と高く評価した。 それぞれの巻が、起承転結を整えた独立した話として完結しながらも、全巻が一つの物語となっている。折り込み付録「チム通信」の特集は「ボートのおじさん」。
チムの絵本シリーズを見るたびに,そのイラストが素敵だな〜と思わされてなりません。
色使い(特に海の!)いいですね。
今回は船から投げ出されてしまったチムのお話です。
子供の少年の現実としてはかなりの大冒険ですが,これも読み手をわくわくドキドキはらはらさせる絵本の醍醐味ですね! (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子8歳)
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